エンストトラップ ヒルスタートアシスト
GJ3型MTのインプレッサに乗っているのだが、購入前に少し気になっていた昨日がヒルスタートアシストだ。
坂道発進を特に苦手としているわけではないが、かなりの急坂でも後ろに下がることはないと思うのであれば、これは便利な機能だと思っていた。
ところが、これが飛んだ食わせ物で坂道発進を補助するどころか、エンストを引き起こす厄介な代物だったのである。
ヒルスタートアシストは坂道で発進をするまで、ブレーキを掛けてくれるシステムなわけだが解除のタイミングがどうにも遅い。
私が使いこなせていないだけの可能性は無きにしもあらずだが、それにしてもどのタイミングで解除されるのかさっぱりわからない。
解除されると思ったタイミングでもまだブレーキがかかっているので、軽い坂道でもヒルスタートアシストによってエンストしそうになるし、急坂だとこれが原因でエンストしてしまう。
思い切りアクセルを吹かせてつなげればいいだけなのかも知れないが、どう考えてもそのような発進の仕方は不自然だ。
最初の頃はどうにも馴染めなくて、この機能があるおかげで坂道発進が怖くなってしまった。
幸いなことに面倒な手順を踏むことによって機能をオフにすることができたが、これでオフにすることができなかった場合には、本当に坂道発進が苦になるところであった。
ただし、これは車を乗り換え始めた頃の出来事だったので、慣れてきたら大丈夫かと思い一年後ぐらいに再びオンにして試してみたのだが、やはりタイミングはつかめない。
思い切りアクセルを吹かして無理矢理発進をしたが、結構きつめの坂で試したので、危うくエンストをしそうになった。
もともと、パワーのない車であるだけにヒルスタートアシストがなくても心許ない部分はあるのだが、それにしてもブレーキが解除されるタイミングがわからないというのは非常に怖い。
また、この機能は効いたり効かなかったりするのも分かりづらいのが厄介だ。
急坂ではほぼ間違いなく効くようなのだが、ゆるい坂の場合には効いたり効かなかったりする。
効かない分には普段どおりに発進をすればいいので問題はないのだが、効いていないと思って効いてる場合にはエンストしそうになってしまうのだ。
人間が機械に合わせればいいだけの話なのかも知れないが、厄介な点が多すぎて使用するのを断念した機能の一つである。
半クラになった瞬間ぐらいに即座にブレーキを解除してくれるなら、便利な安心装備なのだろうが、これだと恐怖のエンスト誘発装置になってしまっている。
ネット上を見ていると同じ意見の人がそこそこいるのだが、一方で便利だという声もあるので、使いこなせれば安心なのかも知れないが……
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません