すたみな太郎を美味いという味覚障害がいるらしい

すたみな太郎を美味いという奴は貧乏でまともなものを食ったことがないか、味覚障害か、あるいはその両方かだろう。

バイキング界の底辺であるすたみな太郎を美味いと思ってしまうのは、味覚障害以外の何物でもないのだが、クソ不味いと断言するやつもまた味覚障害である。

普段から良いものばかりを食べていて、間違ってすたみな太郎に入ってしまったのであれば、ともかく普段からバイキングに行くレベルの人間が、クソ不味いと思うのであれば味覚障害であり、そうでなければ脳に障害があるといえる。

断じて美味い店ではないし、値段以外に他店よりも優れている部分がないのは事実だが、食えないほどに不味いということもない。

なぜ、これほどまでにすたみな太郎は酷評されるのかということだが、やはりこれだという一品がないのが大きいのではないだろうか。

バイキングはどこも似たり寄ったりではあるが、たいてい一つや二つぐらいはこれが食えれば元は取れるなと思えるメニューがあるものだ。

それにデザートも付けば概ね満足という感じになるのだが、すたみな太郎にはそれがない。

すべてのメニューがバイキングらしい残念なレベルにあるので、これが良かったと思えるものがないのは痛い。

しかし、値段は他のバイキングよりも安いので価格を考えれば、値段なりかと思えてしまうのでしぶしぶ納得してしまうレベルである。

これがもしも900円を切るぐらいの金額だったら、かなり満足度が高くなるのだが、そこまで安いわけでもないので、金額的な満足度は薄い。

中途半端なのだ。

良い点をあげるとすれば、デザート類は悪くなく、特にアイスの種類が多いのは嬉しい。

アイスの種類は豊富にあることに加えて、ソフトクリームまで用意されているのでアイサーとしては評価の高いポイントだ。

ただ、一般的にこの部分でどれだけすたみな太郎の評価が高まるかと言われると疑問であり、多分バイキングに来るような人間はデザート類にそれほどこだわるとは思えないので、せっかくの良いところも目立たないのではないだろうか。

タバコが吸えるのは今の御時世、喫煙者には嬉しいところではあるが、嫌煙家のほうが多いだけに総合的にはマイナスポイントになる。

北海道の場合、時間無制限なので昼間の溜まり場としては十分に価値はあるが、食事をしに行く場所として考えると悩ましいところである。

そう、食事もついている休憩所と見れば悪いものではなく、食事を期待するようなところではないのだ。

すたみな太郎の味を論じるというのは、カラオケの飯が美味いか美味くないか騒ぎ立てるぐらいに愚かなことであり、美味いというやつも不味いというやつも味覚か脳に障害を負っているのである。

酷評を並べているように見えるが、奢ってもらえるというのであれば尻尾を振ってついていくね。