キャラバンは元祖eスポーツと言えるのではないか
今はなきハドソンはその昔、ハドソン全国キャラバンなるゲーム大会を行っていたようだが、これはeスポーツの走りとも言える存在ではないだろうか。
日本中のクソガキたちがしのぎを削ってライバルたちと熱い戦いを繰り広げていたのは、eスポーツと言っても過言ではないだろう。
大会選定されていたソフトも運要素の少ない、スターフォースやスタソルジャーというのも競争をするのに適していて、直接相手と対戦をするわけではないが、明確にスコアという形で勝敗がはっきりするのはわかりやすい。
また、この二つのソフトに限って言えば、ハイスコアを叩き出すには集中力に体力が必要となるので、怠惰な人間ではなかなかいい記録を出すことができない。
たかがゲームではあるが、それなりにストイックになってようやく上に立つことができるので、eスポーツとして扱っても良いのではないだろうか。
と言うよりもeスポーツが成立するとすれば、この辺りの時代が一番大きなチャンスだったわけで、現代の日本だと厳しいのではないかと感じる。
動画サイトで誰もがスーパープレイを目にすることができるようになり、攻略法も誰もが知ることができるようになったことから、プレーヤーのレベルはあがりユーザーの目も肥えてしまったので、他者を圧倒するだけのプレーヤーが登場する下地がなくなってしまった。
更に誰もがハマるような超大ヒット作もなく、ルールも煩雑で知っている人でないと楽しめないものも多い。
間口が狭すぎるので、興味がない人からすれば大きなお友達がゲーム遊びをして要るようにしか見えないので、新規顧客を掴むのも難しい。
それを考えるとキャラバンがあった時代にeスポーツ概念があり、整備をしておけば文化として根付いたのではないかという気もする。
もっともそんなくだらない文化は根付かないほうが良かったし、遊んで金もらえるなんで言語道断だよね。
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タイトルから。日産キャラバンかと思いました