年をとったらラーメンが食べられなくなるというが
年をとったらラーメンが食べられなくなると言った話はよく聞くが、一体どんな豚の餌を食べているのだろうかと疑問に思う。
年齢とともに脂っこいものを受け付けなくなるというのは、事実なのかも知れないが、脂っこすぎて食べることが厳しいラーメン屋がどれだけあるのかということだ。
ネット上でよく話題になる二郎系や家系といった豚の餌ラーメンであれば、それは加齢とともに食べるのが厳しくなってくるかも知れないし、そもそも若い人間でもこんな豚の餌は受け付けないという人も多いのではないか。
豚の餌が悪いわけではないし、脂っこいものは人を引きつける魅力があるので、好きな人は好きというのはわかるが、これがラーメンの基本として考えているのであれば、脳みそまで豚になったのかという話である。
これは私が勝手に思い浮かべているイメージなので、間違っていたら申し訳ないが、仮に想像をしているのがごく一般的なラーメンだとしたら、やはり疑問が残る。
私も思考は老害化してきたが、30半ばで脂っこいものがてんで駄目になるような年齢ではないので、普通のラーメンの厳しさを理解していないだけかも知れないが、よく行くラーメン屋の客層を見てみると、割と高齢者が多い。
80-90のヨボヨボのじーさんばーさんがいるというわけではないが、じーさんもいるしばーさんがひとりで食べに来ていたりもする。
もっと言うなら、個人がやってる店だからかわからないが、若い人のほうが少なく来客層の平均年齢は40オーバーではないだろうか。
その店は昔ながらのラーメンで最近の風潮からすればあっさりとしている感じはあるが、だからこそスタンダードなラーメンと言ってよいだろう。
取り立てて特徴がないのが特徴といった感じで、昔はどこに行ってもこんな感じのラーメンが出てきたが、最近はあまり見かけないねという感じ。
このようなラーメンを指して年をとったら受け付けないとなると、もはや食べることができるものは無くなってしまうのではないだろうか。
確かに最近のラーメンの主流は味が濃くて脂っこい傾向にあるにしても、揚げ物のように脂脂している店ばかりではないのだから、ラーメンが受け付けなくなるという話は実に理解しがたいものがある。
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